ⅰシェアーズ コア米国高配当株ETF HDVのメリットとデメリット

高配当投資の入門に最適?
HDV ETFとは?
HDVは、iShares Core High Dividend ETFの略称で、米国の大手金融機関ブラックロックが運用するETFです。高配当株に特化しており、安定的な収入を求める投資家から人気を集めています。

名称 iシェアーズ米国高配当株ETF
運用会社 ブラックロック
純資産額 108億ドル
保有銘柄数 75銘柄
信託報酬 0.08%
配当利回 3.3%

組入上位銘柄

銘柄 保有割合
エクソンモービル                XMO 9.5%
シェブロン                                  CVX 6.9%
ジョンソン·エンド·ジョンソン   JNJ 5.9%
アッヴィ                                      ABBV 5.4%

AT&T                                           T

4.8%
フィリップモリス                      PM 4.5%

シスコシステムズ                     CSCO

4.2%
アルトリア·グループ                MO 3.8%
メルク                                         MRK 3.7%
IBM                                             IBM 3.7%

業種別構成比率

セクター 組入比率
エネルギー 26.8%
生活必需品 18.4%
ヘルスケア 17.0%
公共事業 11.0%
情報技術 10.6%
通信 5.0%
金融 5.0%
資本財 2.4%
素材 2.1%

一般消費財

サービス

0.6%

HDV ETFの構成銘柄
HDVは、S&P500の高配当株から構成されています。セクター別では、エネルギー、生活必需品、ヘルスケアなどの配当利回りが高いセクターの比率が高いのが特徴です。
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参照googlFinance

直近5年のHDVとs&p500(VOO)のチャート比較です。株価の値上がりはVOOがHDVに対して約4倍以上差がひらいています。

資産を大きく増やしたいかたは、s&p500に連動するETF投資信託を選択するのが良いと思います。

 


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HDV ETFのメリット
* 高配当:

配当利回りが比較的高く、安定的な収入源として期待できます。


* 分散投資

数百銘柄に分散投資することで、個別銘柄の価格変動リスクを軽減できます。

 

*低コスト
 運用コストが低く、長期投資に適しています。

 

* 長期投資に適している

信託報酬が低く、長期投資に適しています。


HDV ETFのデメリット
* 成長株への投資が少ない

高配当株は成長株に比べて株価上昇率が低い傾向にあります。


* 景気の影響を受けやすい

景気が悪化すると、企業の業績が悪化し、配当が減額される可能性があります。

 

* 為替リスク

米国株であるため、円安が進めば、円ベースの配当額が減少する可能性があります。


HDV ETFの投資対象者


* 安定的な収入を求める投資家

定期的な配当収入を得たい方


* 米国株への長期投資に興味がある投資家

 米国経済の成長に期待する方


* 分散投資をしたい投資家

個別銘柄のリスクを分散したい方


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HDV ETFの注意点
* 過去のパフォーマンスは将来の成績を保証するものではありません。
* 投資は元本保証ではありません。
* 税金がかかります。

*配当金減配のリスクがあります。


まとめ
HDV ETFは、高配当を求める投資家にとって魅力的な投資対象です。長期の配当金狙いの投資としては最適なETFと考えます。資産を大きく増やしたい場合は、S&P500に連動するETF投資信託が良いでしょう。

 

投資は自己責任で行う必要があります。投資前に、必ずご自身でよく調べて、理解した上で投資するようにしましょう。



【免責事項】
本記事は、投資に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、個別の投資アドバイスではありません。投資の最終決定は、ご自身の判断で行ってください。