手軽な始め方も魅力!SBI・V・米国高配当株式の魅力

SBI・V・米国高配当株式(分配重視型)は、安定的な収入源を求める投資家から注目を集めている投資信託です。本記事では、このファンドの魅力を、コスト、配当率、配当月、そしてETFとの比較など、多角的な視点から深掘りしていきます。投資を始めたばかりの方にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

SBI・V・米国高配当株式とは?
SBI・V・米国高配配当株式は、SBI証券が提供する投資信託です。バンガード社のETF(上場投資信託)を通じて、米国株式市場の高配当銘柄に投資することで、安定的な配当収入を得ることを目指しています。


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VYMとSBI·V·米国高配当株式比較

配当月や組入銘柄、セクターなど若干違いがみれます。また、SBI·V·米国高配当株式は2024年1月30日からの運用のため、2月の分配金は0円でした。

 

項目 VYM SBI·V·米国高配当株式
基準価額 131ドル 11,812円
純総資産額 610億ドル 150億円
信託報酬率 0.06% 0.1238%
配当利回り 2.6% 2.07%
配当月

3月 6月 9月 12月

2月 5月 8月 11月

 

2024年 分配金比較

VYM SBI·V·米国高配当株式

3月

0.6555ドル

2月

0円

6月

1.0273ドル

5月

80円

9月

0.8511ドル

8月

80円

12月

未定

11月

85円

*VYM1株当たりの配当金 

*SBI·V·米国高配当株式1万口当たりの配当金

 

組入上位銘柄

項目 VYM SBI·V·米国高配当株式
ティッカー 比率 ティッカー 比率
1 AVGO 4.4% AVGO 4.3%
2 JPM 3.4% JPM 3.6%
3 XOM 2.9% XOM 2.9%
4 PG 2.3% HD 2.2%
5 HD 2.2% PG 2.2%
6 JNJ 2.2% JNJ 2.1%
7 WMT 1.9% ABBV 2.0%
8 ABBV 1.9% WMT 2.0%
9 MRK 1.6% BAC 1.6%
10 KO 1.6% MRK 1.4%

 

業種別構成比率

項目 VYM  SBI·V·米国高配当株式
セクター 比率 セクター 比率
1 金融 21.8% 金融 22.2%
2 消費財 12.7% 生活必需品 12.8%
3 ヘルスケア 12.0% ヘルスケア 12.1%
4 生活必需品 11.4%

資本財

12.1%
5 エネルギー 11.0% 情報技術 11.1%
6 一般消費財 10.0%

エネルギー

9.5%
7 情報技術 9.7% 一般消費財 7.1%
8 公共事業 6.7% 公共事業 6.8%
9 通信 4.0% 通信 3.3%
10 素材 2.2% 素材 2.6%

*VYM Vanguardより出典

*SBI·V·米国高配当株式

SBI Asset agementより出典

 

なぜ高配当株に注目が集まるのか?
高配当株とは、他の株式と比較して高い配当金を支払う株式のことです。企業は、利益の一部を株主へ配当金として分配します。高配当株に投資することで、株価の上昇によるキャピタルゲインだけでなく、安定的な配当収入も得られることが期待できます。


SBI・V・米国高配当株式のメリット
* 低コスト

運用コストが低いため、長期投資に適しています。


* 分散投資

多くの銘柄に分散投資することで、リスクを軽減できます。


* 安定的な配当収入

高配当銘柄に投資することで、安定的な配当収入が期待できます。


* 自動積立

少額(100円)から自動積立ができるため、無理なく投資を始めることができます。


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SBI・V・米国高配当株式のデメリット
* 為替リスク

米国株に投資するため、円安になると、円換算での資産価値が減少する可能性があります。


* 市場リスク

株式市場全体の動向に左右されるため、株価が下落する可能性があります


ETF投資信託の違い
ETF投資信託は、どちらも複数の資産に分散投資できる金融商品ですが、いくつかの点で異なります。


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ETFのメリット
* 取引コストが安い

証券取引所で売買できるため、取引コストが比較的安いです。


* いつでも売買できる

証券取引所の開場時間であれば、いつでも売買できます。


ETFのデメリット
* 売買単位が大きい

1単位の金額が大きいため、少額から投資することが難しい場合があります。


* 取引手数料がかかる

証券会社に取引手数料を支払う必要があります。


投資信託のメリット
* 少額から投資できる

1口あたりの金額が小さいため、少額から投資できます。


* 専門家が運用

専門家が運用するため、自分で銘柄を選ぶ手間がかかりません。


投資信託のデメリット
* 取引コストが高い

ETFと比較して、信託報酬が高い傾向にあります。


* 換金に時間がかかる

投資信託を売却した場合、換金までに時間がかかる場合があります。


まとめ
SBI・V・米国高配当株式は、低コストで安定的な配当収入を得たいと考えている投資家にとって魅力的な選択肢の一つです。

また、米国との2重課税、円からドルへの変換、少額からの投資可能を考えれば、手間がかからず資金力がなくても始めやすい高配当投資先だと考えます。

 

【免責事】

投資にはリスクが伴うことを忘れてはいけません。投資をする前に、必ずご自身でよく調べて、リスクとリターンを理解した上で投資するようにしましょう。